【君が心をくれたから】ロケ地撮影場所はどこ？長崎観光地のハウステンボスも！

ドラマの冒頭で幻想的な教会が映し出されましたが、こちらのロケ地が、「大浦天主堂」です。ドラマのキーになりそうな、教会ですよね。長崎に行った際は、是非訪れたいですね。

• 大浦天主堂
• 住所：〒850-0931 長崎市南山手町5-3
• 長崎駅からのアクセス
  市電：市電1番「崇福寺」行（約10分）
  →「新地中華街」乗換 5番「石橋」行（約10分）
  →「大浦天主堂」下車後徒歩5分
  長崎バス：「大浦天主堂下」下車後徒歩5分
  徒歩：35分

※ 拝観料には「大浦天主堂キリシタン博物館」の入場料が含まれます。

長崎の高台にそびえる白い教会、それが大浦天主堂です。この教会は、日本におけるキリスト教の歴史と深く関わっており、2018年には世界遺産に登録されました。この記事では、大浦天主堂の魅力を5つに分けて紹介します。

1.建築の魅力

大浦天主堂は、1865年に完成した日本最古のゴシック様式の教会です。ゴシック様式とは、中世ヨーロッパで発展した建築様式で、高い尖塔やアーチ、ステンドグラスなどが特徴です。大浦天主堂は、レンガ造りの外壁を白いしっくいで覆い、日本の気候に合わせた工夫がされています。また、正面には「天主堂」という扁額が掲げられており、中国から伝わったキリスト教の用語を示しています。

2.歴史の魅力

大浦天主堂は、日本のキリスト教の歴史において重要な役割を果たしました。この教会で、250年もの間、弾圧に耐えながら信仰を守ってきた潜伏キリシタンが、宣教師に自らの信仰を告白したのです。これは「信徒発見」と呼ばれ、世界の宗教史上でも稀な出来事でした。その後、日本各地からキリシタンが集まり、日本のキリスト教が再び復活するきっかけになりました。

3.芸術の魅力

大浦天主堂には、芸術的な価値の高い作品が多くあります。例えば、堂内にあるステンドグラスは、一部が日本最古のフランス製で、色とりどりの光が教会を彩ります。また、祭壇には、日本二十六聖人の殉教を描いた油絵や、信徒発見のマリア像が飾られています。さらに、教会の地下には、大浦天主堂の建設に尽力したプティジャン神父の墓碑があります。

4.博物館の魅力

大浦天主堂の敷地内には、キリシタン博物館があります。ここでは、日本におけるキリスト教の歩みを、映像や資料で学ぶことができます。禁教の時代、信徒発見、再宣教など、キリスト教が日本でどのように受け入れられ、どのように変化してきたかを知ることができます。また、ミュージアムショップでは、教会のオリジナルグッズやお土産も買えます。

5.祈りの魅力

大浦天主堂は、カトリックの信者の方たちにとって大切な教会です。毎日、ミサや祈りが行われています。教会に入ると、静かで厳かな雰囲気に包まれます。信仰の有無にかかわらず、教会内で心の平穏を感じることができます。また、教会の周辺には、日本二十六聖人殉教地や聖フィリッポ教会など、キリスト教に関する見どころがたくさんあります。