2024年7月27日よりパリオリンピックの開会式がフランスのパリのセーヌ川で行われました。
出場する各国のユニフォームがとても特徴的なことと、センスがよくファッションの都パリなだけあって、特におしゃれな感じがします。
この記事では、パリオリンピックの各国のユニフォームのブランドや特徴、どの国のユニフォームが一番注目をあびているかについてご紹介します。
それでは見ていきましょう。
パリオリンピック各国のユニフォームのブランドは?
パリオリンピック開会式が開催されて、各国の選手たちが着用するユニフォームにも注目が集まりましたね。
多くの有名ブランドが手掛けた各国のユニフォームは、機能性とデザイン性を兼ね備え、各国の文化や特色を反映しています。以下に、パリオリンピックに参加する主な国々と、それぞれのユニフォームを手掛けたブランドを紹介します。
フランス
フランス代表のユニフォームは、いくつかの有名ブランドによってデザインされています。
ベルルッティ(Berluti)は、フランス選手団のセレモニー衣装を手掛け、ミッドナイトブルーのタキシード風ジャケットとパンツまたはスカートを提供します。
ショールカラーのグラデーションは、ベルルッティのシグネチャーであるパティーヌを思わせるデザインです。
また、フランスのスポーツウェアブランド、ルコックスポルティフ(Le Coq Sportif)は、ピガールのデザイナー、ステファン・アシュプールと共同でフランス代表チームの競技ユニフォームを開発し、トリコロールカラーを再解釈したデザインが特徴です。
日本
日本代表のユニフォームも多くの注目を集めています。アシックス(Asics)が手掛ける日本選手団のオフィシャルウェアは、「TEAM JAPAN RED」と「サンライズレッド」をキーカラーに、過去の大会からインスピレーションを得たグラデーションカラーを採用しています。
さらに、Y-3がデザインしたサッカー日本代表のユニフォームは、「FIRE(炎)」をテーマに、チームのエネルギーと力強さを表現しています。スポーツクライミングの日本代表チームのウェアは、ザ・ノース・フェイス(The North Face)が担当し、サステナブルな新素材を使用したデザインが特徴です。
アメリカ
アメリカ代表のユニフォームは、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)が手掛けています。
開会式のユニフォームは、クラシックなシングルブレストのウールブレザーにストライプのオックスフォードシャツ、テーパードジーンズ、スエードのシューズを組み合わせたもので、赤と白のパイピングが施されています。
一方、閉会式のユニフォームは、モトスタイルのジャケットにポロシャツとホワイトデニムを合わせ、スポーティーなスタイルに仕上げられています。
イタリア
イタリア代表のユニフォームは、EA7 エンポリオ・アルマーニ(EA7 Emporio Armani)がデザインを担当しています。
ダークブルーのスポーティなセットアップや「W Italia」のステッチが施されたポディウムトラックスーツ、イタリア国歌の冒頭部分が襟元にプリントされたポロシャツなど、多彩なアイテムが揃っています。
スウェーデン
スウェーデン代表選手団の公式ウェアは、ユニクロ(Uniqlo)が提供しています。シンプルで洗練されたデザインが特徴で、リサイクル素材を使用したサステナブルなアプローチも取り入れています。
※画像はVOGUE JAPANより引用
モンゴル
モンゴル代表選手団の公式ウェアは、ミシェル・アマゾンカ(本社ウランバートル)が手がけています。このデザインは、「モンゴルの伝統と文化の本質」を「現代的な光」で表現したクチュールやプレタポルテ(高級既製服)を制作しています。
実はこのモンゴルのユニフォームが、一番注目をあびており、「今まで見た中で一番美しいオリンピックのユニフォーム」と世界中で大絶賛されています。
※画像はFIGARO・JPより引用
まとめ
パリオリンピックのユニフォームは、各国の文化や伝統を反映しつつ、最新のデザインと技術を駆使して作られています。
フランス代表はベルルッティやルコックスポルティフなどのブランドが手掛け、エレガントでスタイリッシュなデザインが特徴です。
日本代表はアシックスやY-3、ザ・ノース・フェイスが担当し、鮮やかなグラデーションカラーやサステナブルな素材を使用しています。
アメリカ代表のラルフ・ローレンのユニフォームはクラシックでモダン、イタリアのエンポリオ・アルマーニはエレガントでスポーティーなデザインが光ります。
スウェーデンのユニクロも、シンプルで洗練されたデザインが魅力です。
そしてなんといってもモンゴルのユニフォームは、一番美しいと言われています。
これらのユニフォームは、美しさと機能性を兼ね備え、パリオリンピックを彩りますね。
今後の大会でユニフォームをチェックするのも楽しみですね。